目を合わせた後で遠くを見ながら手に触れたら…お腹の痛みが消えた話

 

小さなスペースで行われる演劇を見に行った時のこと。
会場の外、路上で友人と開演を待っていたら、スタッフの女性が出てきた。顔色がかなり悪い。お腹を抑えていた。
「朝からお腹が苦しかったのがひどくなった」と言う。
「え、大変!薬持ってないし…あ、そうだ、なんかやってあげたら?」と私に向かって友人が言った。

なんか、と言われても骨がどうした、筋肉がどうしたという問題ではなくて内臓系の問題のようだ。
触れてみるしかない。しかしスタッフの女性は背を丸めてお腹を守るような姿勢なので触れにくい。
顔は下を向いたままで、つらそうだ。

直観で手に触れてみようとひらめいた。
「少しだけやってみて、変わらないようなら薬…近くの医者に診てもらいましょう」
と言って手の合谷(ごうこく)のあたり【写真】を押して様子を見た。

1分ほどして、彼女がおもむろに顔を上げたので目が合った。
するとニュルリと触れていた部分が動い感触があり、硬さがやわらかくなった。
視野が広くなって明るさを感じると、自分自身の呼吸がさっきより楽になった。

しばらく目をそらさず、そのまま目を開いて周囲も一緒に眺めてみた。

彼女はまた顔を伏せてしまったが1分くらいして、
「あ、少し痛みが軽くなってきました!」
と言って顔を上げた。
「じゃあそのまま僕を見ててください、それとゆっくり呼吸して」
と伝え、数分そのままでいた。
顔色が少し良くなってきた。

「…ほぼ痛くないです」
彼女より自分の方がホッとした。

彼女は大きく息をついた後、
「じゃあ、開演なんで行きます。ほんとうにありがとうございました!」
といって小走りに舞台裏に向かった。

これだけ、の話ではある。
これこれこうしたから痛みがなくなった、という法則はない。
合谷のツボ、は押しやすかったので、とりあえず押しただけだ。

そもそも彼女の腹痛の原因を聞いていないし、初対面だ。
なぜ痛みが消えたのかは分からない。

ただ、目があった状態で視野を広くした、そこが普通とは少し違う。

今思えば、これはホールセンス(全感覚)モードへの入り口で、モードが変わったから共感反応が起きたのだろう、と自分で納得している。

まあ、良くなったので結果オーライだ。

この2年ほどの間で3回、似たような経験をした。
痛んだ箇所は、足、腰、お腹とバラバラだが、演劇やイベントの会場で行ってその場ですぐ良くなった、というのが共通している。
それと、内2回は同じ友人カップルが居合わせた。

もしかしたら彼らの及ぼす力が大きいのだろうか?
今度、彼らに頼んで実験してみよう。

ただ、ホールセンスセラピーの流れが生まれた今なら、良い変化が高い確率で起きるのではないか、と思っている。

ホールセンスセラピーでは感覚の融合で、身体と気持ちを整った状態へと導く、あり方、考え方、やり方をお伝えしています。

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「考え過ぎること」を身体を使って止めてみる。

そこにはとても静かで心地良い時間が流れる。

身体と気持ちが静かに収まり、つり合いがとれていく。

 

 

 

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